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猫の耳が荒れていると感じた場合、もしかしたら
外耳炎という病気かもしれないので注意が必要です。

耳の中に炎症を生じて赤みを帯びてしまう症状で、
この病気にかかってしまった猫は繰り返し頭を掻くようになったり、
頭部を壁にこするような行動に出たりします。


痛み及びかゆみの症状が現れてくるため、
何の処置も施さないでいると傷ついている部分が広がり、もっとよくない状態となってしまいます。


耳の穴の近くを点検して炎症が認められたら、
初期段階で動物病院を受診すれば、症状が進行する前に
患部に薬を塗りつけるなどの手当てを施してあげられます。



耳垢が溜まってしまったことが起因となることが多々ありますので、
一定のサイクルで耳掃除を実施して衛生的なままでいられるようにしてあげましょう。



その上、猫の病気の中で中耳炎も気をつけなければならないもので、
頭を斜めにしていたり、頭を大げさに振っていたら要注意です。




かゆみと比較して痛みのほうが強くあるため、頭を触られることを嫌がったり、
元気が失われてしまう場合もあります。



悪い状態になると平衡感覚を司る器官がダメージを受け
一直線に歩いていくことができなくなり、着実に活力が落ちてくるでしょう。




外耳炎が酷くなって中耳炎にかかることがよくありますので、
外耳炎から耳を守ることが重要ポイントとなります。



数日おきに耳の周囲を点検して、いつもと変わったことはないのかを確かめるようにしましょう。




耳をきれいに掃除するように心がけるだけで
耳ダニ症も撃退することができるので、猫のさまざまな病気を予防することにも繋がります。